ただでさえドライトロン宣告者を筆頭に先行制圧デッキが環境で猛威を振るっている中で、D.D.ダイナマイトなんていう周回用の先行ワンキルデッキが流行り始めてしまい、マスターデュエルの環境は混沌と化した。引退者が続出なんていう良くない噂まで流れ出す始末。
4月4日にフルール・ド・バロネスといった強力な新規カードが多数追加されるも環境は変わらず。同時に実施されると予想されていた制限改訂がなかったからである。
いつになったら、制限改訂は来るのだろう……ひょっとして、次の新パックまで音沙汰なしだろうか。不安に苛まれる決闘者達。
しかし。
遂に遊戯王マスターデュエルで制限改訂が行われることになりました‼

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お知らせ欄に、新リミットレギュレーションの予告が通知されました。
あまりに唐突です。マスターデュエルがリリースした際といい、サプライズが過ぎます。

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ドライトロン宣告者のリソース回復札が、制限カードに。これはドライトロン宣告者デッキにとって、あまりにも大きな痛手。デッキを回す安定性が落ちる。
サイバー・エンジェル・ー弁天ーの制限は、妥当。ドライトロン効果モンスターとの相性が良すぎた。リリースしたのに、なぜかリソース回復。ターン1制限がないので、可能な限り使える。相手のデッキに合わせたメタカードを積みにくいランクデュエルにおいては、流石にライン越えしているカード。

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黄金郷のコンキスタドールが制限カードに。
……いや制限にする意図はわかるんだけど、エルドリッチを規制するならまず王宮の勅命辺りに触れると思っていた。エルドリッチが弱体化しても何かしらのデッキで王宮の勅命は生き続けることに。

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悪名高きD.D.ダイナマイトが準制限に。
D.D.ダイナマイトbotに嫌気が差して、マスターデュエルから離れてしまった方は、制限改訂後に戻って来よう。

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雪花の光が準制限に。
デッキから2ドロー後、墓地効果により手札の任意のモンスターと入れ替える形で1ドロー。魔法・罠を搭載しないデッキだと、ドロソとしては強力なカードだから準制限も仕方がない。

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フュージョン・デステニーが準制限に。
フュージョン・デステニーに規制が入るってことは、まあ、次辺りの新カードで……そういうことだよね。すでに実装済みのアナコンダ、これから実装されるであろうデスフェニといった将来的に環境を壊しかねない出張カードを抑制する意味合いがあるのだろう。

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幻影騎士団ティア―スケイルが準制限に。
正直、現在の幻影騎士団デッキは、規制されるほどではない。幻影騎士団ティア―スケイルの準制限は、将来的に勇者幻影騎士団デッキが暴れるのを見越した制限改訂だと思われる。

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鉄獣戦線 フラクトールが準制限に。
鉄獣戦線ギミックのあるデッキは、鉄獣戦線 フラクトールたった1枚で安定した動きが出来るので、準制限になるのは、仕方がない。

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電脳堺悟ー老々が準制限に。
意外。規制が入るなら、瑞々辺りだと思っていたのに。墓地に特定のモンスターがいれば、レベル9シンクロやランク6エクシーズに繋げられるなど、電脳堺悟ー老々1枚でお手軽にエクストラ召喚できるのが問題だったのかもしれない。

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LL ―コバルト・スパローが準制限に。
LL ―コバルト・スパローという特定のカード以前に、LLというテーマに規制が入るのは、ちょっとびっくり。LL鉄獣の使用率・勝率が、高かったのかな? ーーというより、シムルグ関連ギミックの先行制圧を抑えるためかと思われる。

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プランキッズ・ロックが準制限に。
??
これは……プランキッズデッキそのものを意識した制限改訂なのか、それともプランキッズ・ロックの出張性を意識した制限改訂なのか。
私がメインで使っているデッキには、採用していないので、どちらにせよ関係ないが。

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魔救の分析者が準制限に。
ああああああああああああ、遂に規制が入ってしまった。
魔救の探索者じゃなかっただけマシ。後攻弱くなるけど、しょうがない。魔救の分析者準制限なら、全然舞える。

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レットアイズ・ダークネスメタルドラゴンの枚数制限が解除。
解除か~。マスターデュエルでは2枚持っているんで、準制限はある意味ちょうどよかったが。

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絶対に禁止になりそうなカードランキングでトップ3には入りそうな、上記のカードがお咎めなしだったのが面白いです。マスターデュエルはなるべく禁止カードを設けない方針なのかもしれない。
アナウンスにもあるとおり、OCGとマスターデュエルでは異なる環境へと推移していくことになりそうですね。