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【徹底解説】脱稿とは? 入稿とは? 脱稿と入稿の違いなど

 小説や漫画、同人誌などを制作する過程で、脱稿や入稿といった語句を頻繁に耳にしますよね。それらは日常生活においておおよそ聞き馴染みのない語句なので、戸惑ってしまう場合もあるはず。

 本日は、『脱稿』と『入稿』、そして脱稿と入稿の違いについて、私ことリツが徹底解説致します。

脱稿とは?

脱稿の意味は、『原稿を書き終えること』

 脱稿とは、小説や漫画、同人誌などの原稿を書き終えることです。

 ただ原稿を書き終えるとといっても、それが原稿の完成を意味するわけではありません。あくまで作品を最初から最後まで一通り書き終えた、という状態です。そこから入稿に移ります。

脱稿は原稿を落とすことと同じ意味ではない

 脱稿は、『原稿を落とす』と同じ意味ではありません。

 むしろ逆の意味なのですが、どうしても勘違いが生まれやすい語句となっています。やはり『脱』という漢字が、脱税や脱毛、脱落などネガティブな意味合いの語句に多く使われているのが原因かと思われます。

 しかし原稿を仕上げるためのプロセスの一つである脱稿には、ネガティブな意味は一切ありません。小説や漫画、同人誌をひとまず書き終えたら、脱稿したと存分に使ってもらって構いません。決して、締め切りに間に合わなかったと声を大にして言うわけじゃないのですからね。

入稿とは?

入稿には、二つの意味がある

 入稿には、二つの意味があります。

 一つ目の意味は、原稿を印刷所や組版所に渡すことです。印刷所や組版所に渡すことで原稿は本などになります。デジタルデータにおいても同じく入稿と呼んだりもします。正式に世に出すために、原稿やデータを納めるといった意味合いです。

 二つ目の意味は、執筆者から原稿を受け取ることです。編集者や企業が、本の著者や広告の制作者などから原稿などを受け取る場合に使います。

 入稿は、使用する立場で真逆の意味合いを持ちます。渡すこと・受け取ることという両方の側面があるので注意が必要です。

脱稿と入稿の違い

 脱稿は、原稿を書き上げること。

 入稿は、原稿を印刷所や編板所に渡す、もしくは執筆者から原稿を受け取る。

 これらのことから、脱稿と入稿には大きな違いがあることが分かります。

 要するに、脱稿と入稿は原稿を完成させるためのプロセスの一つ。順序的に言えば、脱稿後に入稿という運びですね。これらのプロセスを踏むことで、原稿は、小説や漫画、同人誌といった様々な形になるのです。

まとめ

 脱稿・入稿とは、小説や漫画、同人誌などを作るうえで辿るプロセス。

 そういった作品の制作に携わる方は、この記事で学んだことをこれから活用してくれると、筆者である私も非常に嬉しいです。

 世により素晴らしい作品が生まれることを願って、本日はここまでと致します。

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