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Summer Pockets REFLECTION BLUE(サマポケRB)紹介&レビュー感想

 こんにちはー、リツです。

 みなさん、『Summer Pockets(サマーポケッツ) REFLECTION BLUE』というアドベンチャーゲームをご存じでしょうか?

 Keyより2020年6月26日に発売されたWindows用ゲームソフトです。Keyとは、泣きゲーというジャンルを確立し、数々の名作を世に送り出してきたゲームブランドになります。

 Keyの代表作には、KanonやAIR、リトルバスターズなどがあります。どれも大変感動する作品となっていますが、『Summer Pockets) REFLECTION BLUE(サマポケRB)』も十分負けてはいません。個人の体感によるところも大きいでしょうが、Key作品というよりアドベンチャーゲームという大きな枠組みの中でも屈指のクオリティを誇る作品だと私は思っております。

 本日は、そんな『Summer Pockets(サマーポケッツ) REFLECTION BLUE』のご紹介記事です。この機会にぜひ本作品に興味を持っていただければ幸いです。

 それでは、始めます。あの懐かしい、眩しい夏の思い出を……。

Summer Pockets(サマーポケッツ) REFLECTION BLUE

Summer Pockets(サマーポケッツ) REFLECTION BLUE』は、恋愛アドベンチャーゲームになります。表示されるテキストを読み進むことで、また時にはプレイヤーが選択をすることで物語は進行します。共通ルートでヒロイン達と交流し仲を深めることで、個別ルートへと投入し、最後には感動のエンディングが待っています。

Summer Pockets REFLECTION BLUE』を一言で表現

釣りに集中する、鳴瀬しろは。

 とあるボッチを救うお話。それが(サマポケRB)です。

 ーー!? と思われるかもしれませんが、一言で言い表すとどうしてもこんな感じになってしまいます。まあ正確に言うならば、とある少女の孤独を埋めるという表現が正しいかもしれませんね。ラストまで既プレイの方なら御察しがつくかもしれませんが、ボッチを救うお話ーーこう表現するだけでも結構ネタバレ寸前だったりします。なのでこれ以上、言及を避けます。”誰が”、”どのようにして”ボッチを救うーーそれらは、ぜひプレイしてご自身の目で確かめて下さいね。

鳥白島でのゆる~い日常からシリアスへと一転するシナリオがヤバい

神山識との鬼ごっこ。

Summer Pockets REFLECTION BLUE(サマポケRB)』の舞台は、自然豊かな鳥白島。亡くなった祖母の遺品整理の手伝いのために、主人公の鷹原羽依里が夏休みに鳥白島へとやってくる場面から物語は始まります。

 そこで彼は、クールで人見知りな鳴瀬しろは、島のあちこちで無防備に眠っている空門蒼、スーツケースを引いて島内を歩き回る九島鴎、やりたいことを探して灯台に現れる紬ヴェンダース、自作の改造水鉄砲で島内の治安を維持する野村美希、生徒会長なのに発言がアウトな水織静久、チャーハンに並々ならぬ熱意を持つ加藤うみ、鬼の伝承を追って島を訪れた神山識といった個性的なヒロイン達に加え、ヒロイン達にも劣らない個性の男友達含む島民たちとひと夏を過ごすことになります。

 共通ルートではゆる~い日常が展開するので、プレイしていて非常に心が洗われる。子供のころを懐かしみ、つい童心に帰るプレイヤーもいるかもしれませんね。

思い出はいつまでも。

 しかし個別ルートの途中で、物語は一気にシリアスなものになります。ヒロイン達の悲しき運命に鷹原羽依里と私たちは、どこまでも翻弄される。それでも羽依里は折れず、前だけを見据える。涙の結末を超えてなお、彼は歩き続けます。希望という名の未来へ向かってーー。

 正直、救いのあるエンディングばかりではありません。むしろ救いのあるエンディングの方が少ないかもしれません。あまりの衝撃的な結末に、涙が自然と溢れてきます。顔がぐしょぐしょになってもうヤバいです。だけど誰よりも悲しい鷹原羽依里が前へと進む姿を目にすることで、私達も歩み続ける活力を手に入れます。そうして新しいヒロインのルートを目指して、繰り返しゲームを遊ぶことが出来ます。

周回前提なのに、周回するたびに大切な何かが失われていく

野村美希とのイベント。あなたは、誰から攻略する?

 恋愛アドベンチャーゲーム。各個別ルートをクリアするには、周回プレイが必須です。別の個別ルートに突入するためには、共通ルートでの選択を変えないといけないからです。

 それなのに、『Summer Pockets REFLECTION BLUE(サマポケRB)』は、周回するたびに大切な何かが失われていきます。ネタバレになるので詳しくは話せませんが、ゲーム中のどこかで明確な異変が生じます。過去の記憶を思い出しながら、物語を進めていくといいでしょう。

鳥白島のチャーハンへの熱意がヤバい

チャーハンを手際よく作る、加藤うみ

 ヒロイン加藤うみはチャーハンに並々ならぬ熱意と拘りを持っていますが、それは彼女が特別という訳ではありません。鳥白島の島民達を含め、皆が皆チャーハン派閥です。

カレーの味見をする、水織静久。

 カレー派閥はごく少数。あまりにチャーハンへの熱意が凄まじいために、カレーにお金を払う島民がいないほど。ヤバすぎる……。

全ルートプレイ済みの私の評価

Summer Pockets(サマーポケッツ) REFLECTION BLUE』は、これまで私がプレイしたアドベンチャーゲームの中でも最高レベルのクオリティでした。

 アドベンチャーゲーム(ノベルゲーム)は、テキストを目で追わないといけないため、シナリオの出来によっては途中でだれることも多いジャンルなのですが、本作品は全くだれることなく、最後まで駆け抜けられました。

 非常にテンポがいいシナリオは、バイクで風を切る爽快感に通ずる。

 目の前に広がる夏の景色(物語)は、どこか懐かしくそれでいて儚い想い出。思わず涙を流してしまいます。

 これら二つが共存した、感動の物語。それが本作品の特徴です。

 それでいて共通個別ルートなどの物語一本でなく、ミニゲームも随所に盛り込まれるなど、プレイヤーを飽きさせないような工夫がゲーム全体で施されております。

 ゲーム中に主人公を含む男グループが蜂の巣駆除を試みるシーンがあるのですが、そこで繰り出された奥義がツボに入り過ぎて、私は思わず吹き出しちゃいました。大爆笑でした。こんな感じで笑いを取りに来るシーンも多々ーーいや過剰にあり、見ていて本当に飽きず、面白いです。

 懐かしさあり、笑いあり、感動ありの三拍子が揃った、アドベンチャーゲームでした。心に残り続けること間違いなしです。こんな名作を生み出してくださって、ありがとうございましたーー。

 アニメ化企画も進行中とのことで、アニメ放送までにはPCゲーム版をチェックしておきたいですね。

 もし本作に興味がございましたら、ぜひ一度手に取ってみて感動を味わってみてはいかがでしょうか?

 ちなみに本作は、パッケージ版だけでなくダウンロード版も存在します。DMM.comで販売されていますよ。

 ダウンロード版は、パッケージ版と異なりショップで注文して自宅に届くのを待たずとも、その場で購入→ダウンロードを済ませるだけでサクッと遊べちゃいますね。

 ついでに言うなら、ダウンロード版はパッケージ版のように自室のスペースを取らないので置き場所に困ることはありません。快適な環境で『Summer Pockets(サマーポケッツ) REFLECTION BLUE』をお楽しみいただければ幸いです。

 ご購入はこちらから。

※スマホでご購入される場合、スマホで商品を購入後→ソフトに対応したパソコンからDMM.comにログイン(商品をご購入されたアカウント)→購入済み商品からダウンロードという流れになります。なおダウンロードに有効期限が設定されているものがあるため、ご注意を。

 また、Keyの関連作品では、こちらもおすすめですよ。

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