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【徹底解説】推敲とは? 校正・校閲・改稿・添削との違い

 原稿や記事、詩文などを執筆するうえで、必須なのが、推敲です。

 私ことルートリツが以前執筆した解説記事でも、何度も『推敲』という語句を使用しました。文章を書く際には、非常に重要な語句となっています。

 では、改めましてーー『推敲』とは何なのでしょうね? 校正・校閲・改稿・添削といった近しい意味合いの語句とどこが異なるのか? 

 そこら辺の気になる疑問について、私ことリツが徹底解説致します。

推敲とは?

 より質の高い文章を求めて、原稿や記事、詩文などの文章を何度も練り直し、内容に最も適した文章へと書き換えていくことです

 自分の書いた文章を読み直すと、語句や表現に違和感を覚える場合があります。そういった際に、文章をどんな感じに書き換えれば、より最適な文章になるだろうか、と考え、試行錯誤する作業が推敲と呼ばれるものにあたります。

 推敲は、誤字脱字を直していく作業と並行で行いますが、どちらかというと、文章自体のクオリティを高めるために言い回しや表現方法を変えるのを目的としています。

 推敲を使用するのは、主に小説家など文芸に携わるものです。自分の文章を書き換えるわけですからね。しかし、私のようなブロガーも実は活用していたりします。推敲をすることで、より独創的な文章の記事に仕上げられるからです。

他人の文章を書き換えることは、推敲にはあたらないため注意が必要です。あくまで自分の書いた文章が対象になります。

校正・校閲・改稿・添削との違い

校正とは?

 校正とは、二つのものを突き合わせて、違いがないかを見つける作業です。出版業界など編集プロセスでは、著者の原稿を取り込んで印刷した、いわゆる校正刷りと呼ばれる印刷物を、元の原稿と照らし合わせることで誤字脱字・印刷ミスなどを確認します。あくまで元の原稿と比べて、間違いがないかをチェックするのが校正になります。

他人が勝手に書き換えたりすることではありません

校閲とは?

 校閲とは、文章を確認して間違えがあれば訂正していく作業です。出版業界などの編集プロセスにおいては、出版するに相応しいクオリティにするため、文章を適宜修正していくことを指します。

 あくまで元の原稿と比較するだけの校正に対して、校閲は間違いがないかの確認の範疇にとどまらない。文章に問題があれば、専門家が独自に修正します。

自分が書き換えることは推敲、他人が修正を施すのは校閲となります

改稿とは?

 一度書き終えたーー即ち、完成した原稿などを書き換えることです。

 推敲と似ていますが、改稿は正式に世に出した後に書き直すことです。小説でいうなら、原稿を書き上げた後に読み直しと合わせて文章を最適なものへと書き換えていくことを推敲、改稿は出版後などに原稿内容そのものを変更することにあたります。

出版後、だと一概には言えないです。出版社に原稿を送信した後、出版するまでの間も含まれます。一度、自分以外のものの目に触れた、と考えてもらうと想像がしやすいです。

推敲は、文章表現。改稿は、原稿。これらの違いがある。

添削

 添削とは、他人の書いた文章を手直しすることです。足りない部分を補足したり、不要な部分を削ります。また文章表現に問題がある場合は、正しい記述をしたりすることも。

 基本的に添削は、書いた人と訂正をした人の見分けがつくように赤ペンで行います。わかりやすい例でいうと、テストの答案用紙ですね。他にも習字で朱筆を入れることを添削と称したりもします。

他人赤ペンで文章を修正すること。

まとめ

 推敲、そして校正・校閲・改稿・添削との違いーーいかがでしたでしょうか?

 似ているように見えて、その実は、全然異なるものでしたね。しかしどれも重要なプロセスだということは、共通しています。ぜひ、これからの文章ライフにお役立てください♪

 私ことリツは、特に推敲を重要視しています。文章は練れば練るだけ、より深みのある味わいへと変化します。読んでいただく方を十二分に満足させられる味になっていれば幸いです。

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