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【プリマドール】アニメ感想。オートマタとは、やがて壊れる愛しの存在。1話から泣かせてくるから一度見て欲しい

 Dobrý den(こんにちは)。

 本日は、2022年の夏アニメ【プリマ―ドール】についての感想記事。

 おや、ここのブログ主がアニメを取り扱うなんて珍しいなと思われるかもしれませんが、心の底から許してください。

 登場キャラクターが、可愛いらしいお人形さんなんです。

 そう、愛らしいドールなんです。

 正確に言うなら、愛くるしい自律式機械人形(オートマタ)なんです。

 これは見るっきゃないでしょ、記事にするっきゃないでしょ。

 拍手万歳大合唱。いえぃ♪ 

 うざっ! と思われたら、回れ右。

 ブログ主のキャラが、ここのところ顕著に表れている?

 失礼な。元からこんな性格だよ。

プリマドール

 プリマドールは、泣きゲーで名高いKeyとフィギアプラモデルなどで有名なコトブキヤの縁によって企画されたメディアミックスプロジェクトです。『プリマドール公式サイト』にてその詳細が確認できます。

 2022年夏にアニメの放送が始まりました。

プリマドール概要

 停戦条約によって数年前に戦争が終結した世界。

 物語の舞台は、皇都五区の片隅に、ぽつんとたたずむ喫茶黒猫亭。

 そこでは、戦争の兵器として作られた自律式機械人形(オートマタ)の少女たちが働いています。

出典:『プリマドール』©VISUAL ARTS / Key / BAS・プリマドール製作委員会

 可愛い着物をまとって、可憐に振る舞うその姿は、まさしく癒しのお人形。かつて兵器として運用されていたなんて到底信じがたいですね。

 生まれた意味を探していくということですが、これからどんな感じに物語が進んでいくのか注目です。

1話『初めての旋律』感想

 ネタバレになるので詳細は省きます。

 ピンクの子ーー灰桜が黒猫亭で働き始めるシーンからは、ドタバタとして賑やかになりそうな予感を抱きました。しかしすぐに自立式機械人形(オートマタ)に待ち受ける最後を知ることに。

 自律式機械人形(オートマタ)は、やがて壊れるという宿命から逃れることは出来ない。これは人間にも似たようなことが当てはまりますね。

 この世に生を受け、そしてーー限られた時間をどのように使うか、非常に考えられるお話でした。

 歌によって紡がれた、奇跡の時間。壊れた自律式機械人形(オートマタ)に許された、僅かな時間。

 とある少女との触れ合い、しかし大切な何かは欠落していて。

 別れの時、届かぬ願い、変えられない結末。

 最後は笑顔で、想いを歌にのせて。

 こんなの涙なしには見られるわけない!

 ぜひ【プリマドール】を一度でいいから見て欲しい。

 きっと、あなたの心をーー。

2話『月と奏でる』感想

出典:『プリマドール』©VISUAL ARTS / Key / BAS・プリマドール製作委員会

 ふわっふわっ、とろっとろっのオムレツは、いつも誰かを幸せにする。

 そっと陰から見守るドールたちは、彼らの笑顔を励みに働くのだ。

 しかし黒猫亭には憂慮すべき事態が、刻一刻と差し迫っていた。卵の納入が遅れているのだ。

 卵がなければ、オムレツは提供できない。オムレツが提供できなければ、お客様は悲しむ。ついでにオムレツの映像で癒されている私にも大きな影響がでる(本音がポロリ)。

 至急、卵を調達せねばならない。

 お使いを申し出る灰桜。同行する月下。頼む、黒猫亭に関わる全てのものの命運は、キミたちに託された。

 なーんだ、オムレツのようにゆるふわな日常回か・・・違います。

 2話は月下の境遇から、人は、人形は、そう簡単には変われないということを深く考えさせられました。

3話『星空の鎮魂歌』感想

出典:『プリマドール』©VISUAL ARTS / Key / BAS・プリマドール製作委員会

 声が出せない自律人形【箒星】に焦点を置いたお話でした。

 『心因性失声症』。精神的なストレスや強いショックが原因で、人は声を失うことがありますが、それは人形だって同じ。心に負荷が掛かり続ければ、やがて耐え切れなくなる。

 戦争は、人の心に深い傷跡を残すが、人形の心にだって深い傷跡を残す。

『忘れたほうがいいでしょう』

 人形の場合、初期化することでストレスの元となる記憶を消去できますが、果たしてそれでいいのでしょうか? 大切な記憶だって同時に失ってしまうことになります。

 黒猫亭での日々……だけでなく、戦地に赴いた”彼ら”のことも。

 残された家族は、戦地に送り出した後の彼らを何も知らない。彼らの勇敢な覚悟・その生きざまを目にし記憶に焼き付けた歴史の証人として、それを伝え共有することは、残された家族のために、ひいては自分の過去と向き合うために必要なことではないでしょうか?

 難しいことを言いましたが、まとめるとーー良い話でした。感動した。

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